北部地区

【北部地区】

 北部地区会(北斗会)報告

 北斗会では平成の頃には会員数が200人を超える大所帯でしたが、令和5年度当初の会員数は168人と減少傾向が続いています。コロナ感染症の蔓延による行動制限、定年延長への動きに伴う働き方への意識の変化の影響もあるかと感じます。令和2・3年度は鈴木民儀会長、令和4・5年度は高橋丘会長のもと、北斗会の諸課題と向き合い、会の活性化を図ってきました。以下報告いたします。

 新型コロナ禍治まらず、令和2年度の総会・懇親会は中止とし資料送付にとどまることを余儀なくされました。懸案事項として検討中であった総会の実施時期については、令和3年度より10月から6月に移動とし、年間活動や組織編制の見直しも行い円滑な運営を目指してきました。

 令和3年度総会は、感染予防対策を徹底し、6月13日(日)深谷公民館で開催、懇親会の実施は見合わせましたが、講演会は深谷市郷土文化会の会長さんをお招きし、「若き日の渋沢栄一」について講演していただきました。

 令和4年度は、北部地区が県総会の担当になり感染状況に留意しつつ可能な限り活動を停滞させないため、5月15日(日)県総会と北斗会総会を過去に前例のない同日開催とし、マロウドイン熊谷にて実施されました。北斗会総会と併せて実施していた講演会、懇親会は諸事情を考慮して中止としました。

 令和5年度は、ようやく感染状況も少し落ち着きまた感染症としての扱いの移行もあり感染対策は考えながらも、6月11日(日)総会・講演会・懇親会を4年振りにセットでマロウドイン熊谷にて開催しました。なお、参加された方は総会42名、講演会41名、懇親会38名と以前と変わらぬ人数の会員諸氏にご参加いただきました。

 総会では通常の議事に加えて懸案事項の一つである5ブロックの輪番制で実施していた総会の担当を主に会場確保の観点から令和6年度総会から2グループ制の担当とし実施していく案についても了承されました。また、北斗会活動の一層の活性化のため、新規の企画も含め、活動計画の見直しを引き続き検討しているところです。

 講演会は熊谷市唯一の酒蔵である権田酒造の社長さんに「日本酒を楽しもう」と題し講演していただきました。更に懇親会では、利き酒により好みの順位をどれだけ合わせられるかの体験的テストを実施していただき、和やかに真剣な雰囲気で大いに盛り上がりました。

 北斗会では、今後も会の運営にとどまらず会員諸氏にとって面白くてためになる機会創成の場となることを願い活動してまいります。